製品別一覧
- 標準的なタックルセッティング
- ロケッティアシステム
- ホバーロックシステム
- マルチカラーベース
- 大型グローアイ
- ヘッド部補強
- カンナ特徴
- 沈下姿勢とフォールスピード
- ピンの調整、ブースターフロートが外れにくい、もしくは外れやすい時の対処
- シンカー部の取り扱い
- 新機軸・ラバーシートトレーラー
- 直立フリーフック
- ステルスヘッド
- 軽量合金ヘッド
- スピードチェンジシステム
- キャンディカラーコート
- クローハンドのトレーラー部の注意点
- 直立フックの注意点
- ガルフバグの簡単メンテナンス
ロケッティア・ホバーロック
標準的なタックルセッティング
- ロッド:キャスト前のエギの姿勢を安定させるため、スローテーパーのロッドを推奨。キャスト前のテイクバック時のエギの姿勢のブレの収束を狙います。
- リール:ライントラブルが少なく、ドラグ性能の優れたリール。
- ライン:PE0.4号~0.8号推奨。細い号数のほうが飛距離が伸びますが、根ズレに対するケアも必要になります。
- リーダー:1.75~2.5号推奨。2.5号より太いリーダーはロケッティアシステムの作動が悪くなります。2.5号標準で設計されています。
- スナップ:本体の結束にはなるべくスナップをご使用ください。本体を引っ張る方向がキャストごとに変わるので、直接結束の場合、結束部の移動によりラインが磨耗します。
ロケッティアシステム
構成はエギ本体とブースターフロートの2点になります。ブースターフロートにラインを通し、スナップを結束、そしてスナップにエギ本体をセットします。ブースターフロートは遊動式となっています。そしてキャスト前に準備をします。ラインをエギの背中に沿って張り、ブースターフロートをカンナ後部のピンにセットします。その状態でぶら下げると、エギのヘッド部が下になります。そしてキャスト。シンカーのあるヘッド部から飛んでいきますので、キャスト時の遠心力が多く働く上に、空気抵抗が少なくなり空中での姿勢のブレがなくなるので驚異的な飛距離が出ます。ブースターフロートは浮力があり、着水と同時にピンから外れる仕組みとなっています。エギ着底後、イカを誘う動作に入りますが、ブースターフロートの効果により、ラインは水面に向かって垂直に近い角度になります。そのため、エギの動き出しが良く、根がかりも少なくなるといったメリットもあります。シャクリは控えめでも海底では大きく動いていますので、少しの労力で誘いを続けることができます。
ホバーロックシステム
ロケッティアシステムをよりブーストするシステムです。シンカーが移動することによりそれぞれの場面で最適な重心位置を作り出します。キャスト時、遠心力でシンカーはボディ前部に移動します。重心がより前に集中しますので、飛行姿勢が安定し飛距離が更に伸びます。着水後もそのままの状態をキープすれば直立姿勢で沈んでいきますので、スピードフォールを実現でき、イカを誘うまでの余計な時間をスキップできます。イカを狙う層に到達すればシャクリを行います。シャクリ動作によりシンカーがボディ後部に移動し、“ホバーロック”状態になります。重心位置が後ろに移動しましたので、エギの姿勢が水平姿勢に近くなります。水平姿勢は、イカの反応が良い、根がかりが少ない、フッキングが良い、アタリがわかりやすいなどの大きなメリットがあります。なお、シンカー可動部は繊細なセッティングとなっていますので、タックルバッグ内などでの圧力による変形、ホバーロック前に海藻がシンカーに掛かった状態での強いシャクリによる破損などにより可動しなくなる恐れがありますのでご注意ください。
大型グローアイ
濁った透明度の低い海中や、闇夜などの光量が少ない時でも、より遠くから視認できる大型のグローアイを装着しています。フィッシュイーターは目玉を標的に獲物を襲うことが知られていますが、そのようなバイトマーカー的な効果を増幅することを期待できます。
カンナ特徴
カンナは大きすぎるとイカに違和感を与えてしまったりエギのバランスに悪影響を及ぼしたりします。逆に過度に小さいとイカの掛かりが悪くなり、掛かってからも刺さりこみが浅くなりますのでバラしが多くなります。設計上では結果が出ない、このバランス。初代スクイージーより、徹底的な改良を重ね、数度のバージョンアップを行い、現在の形状となっております。また、素材に適度に変形する性質を与えているため、根がかりした場合の無用なロストを防いでいます。アクションのレスポンスを向上させるため、ボディ後部の軽量化を狙って、カンナ軸にカーボン素材を使用しております。
沈下姿勢とフォールスピード
A シンカーが前部にある状態 キャスト開始から最初にシャクるまでがこの状態になります。
B シンカーが後部にある状態 最初にシャクリを入れるとこの状態となります。ホバーロック状態と言います。
ブースターフロートをカンナ後部のピンにセットすると、頭下がりの状態でぶら下がります。そのままキャストを行うと、遠心力でシンカーがボディ前部に移動し、重心がボディ前部に集中します。重心が集中することによって、本体の空中姿勢が安定し、飛距離が格段に伸びます。着水後、シャクリを行うまではその状態をキープしますので、頭下がりの沈下姿勢となり、水流抵抗が少ないので、スピードフォールとなります。そして、シャクりを入れると、シンカーがボディ後部に移動し、重心がボディ中央に移りますので、水中姿勢が水平姿勢に近くなります。結果、スローフォールで誘うことができ、イカが抱く間合いを多く作ることができます。
ピンの調整、ブースターフロートが外れにくい、もしくは外れやすい時の対処
カンナの後部に付属するピンの角度は、その場の状況、風向き、足場の高さやタックルによって調整が必要となります。角度がまっすぐに近いとブースターフロートが外れやすく、角度が強いと外れにくくなります。基本はこれで調整しますが、実釣ではキャストに少しの工夫をすることによって成功率が格段に上がります。キャスト時にブースターフロートが外れてしまう場合、多くはスローイングの時に頭上あたりで外れてしまうことが多いようです。原因はテイクバックの時にエギの姿勢が安定していないこと。エギがあまりブラブラしていると、ブースターフロートの取り付け部に横方向の力が加わり、外れてしまうようです。対策としてエギをあまりブラブラさせないこと。ファーストテーパーのロッドではタラシを1mぐらいと長めに取るほうがよいようです。スローテーパーのロッドではタラシは短くてもかまいません。あとはテイクバックからキャスト動作に移るとき、できるだけ力が徐々に加わるようにします。急に衝撃的に力を加えると外れやすいので、一連の流れをできるだけスムーズに、力を抜き気味にキャスト動作に移ると失敗する率が下がります。次にブースターフロートが外れないトラブル。キャストがうまく成功すると、ブースターフロートは着水と同時に外れます。空中から海面をエギが突破して水中に向かうときの衝撃で外れるようになっているのです。成功するときは、エギは頭から着水します。失敗するときはエギのおなかあたりから着水します。頭から着水させるためには、まず飛行中のサミングは絶対おこなわないこと。エギに対して余計なブレーキが加わると、頭から着水できません。これと同じように、強い横風の時もラインに横方向の力が加わり、頭から着水しにくくなります。横風が強いとき、足場が低い場合はフライ気味にキャストしてみてください。逆に、足場が高いときはライナー気味でエギを海面に突き刺すイメージでキャストするとほぼ成功します。
シンカー部の取り扱い
シンカー部分は水流を多く受け、アクションに対して敏感な部分となっているため、繊細な造りとなっています。ですので、無理なご使用、エギバッグ内での圧力などにより変形することがあります。特にホバーロック前、シンカーが前部に移動したまま、藻の塊など大きな物を引っ掛けた状態で強く引っ張ったりするとワイヤー部分が変形します。変形が大きいとシンカーが可動しなくなり、ホバーロックの最大の特徴を活かすことができなくなります。またシンカーが後部になるホバーロック状態でも、ボトムの岩などにハードヒットさせ続けると変形することがあります。ワイヤーが変形して破損を防ぐ設計になっていますので、これは元に戻すことができます。写真を参考に正しい状態に戻してご使用ください。またシンカー部分の溝にゴミや砂などが詰まると、シンカーの動きが悪くなることがあります。また、使用後そのままの状態で、塩分で固着することもあります。このようなときは、海中でも結構ですから水中でシンカーを往復させると、その動きを回復することができます。
ロケッティア・スライサー
標準的なタックルセッティング
- ロッド:キャスト前のエギの姿勢を安定させるため、スローテーパーのロッドを推奨。キャスト前のテイクバック時のエギの姿勢のブレの収束を狙います。
- リール:ライントラブルが少なく、ドラグ性能の優れたリール。
- ライン:PE0.4号~0.8号推奨。細い号数のほうが飛距離が伸びますが、根ズレに対するケアも必要になります。
- リーダー:1.75~2.5号推奨。2.5号より太いリーダーはロケッティアシステムの作動が悪くなります。2.5号標準で設計されています。
- スナップ:本体の結束にはなるべくスナップをご使用ください。本体を引っ張る方向がキャストごとに変わるので、直接結束の場合、結束部の移動によりラインが磨耗します。
ロケッティアシステム
構成はエギ本体とブースターフロートの2点になります。ブースターフロートにラインを通し、スナップを結束、そしてスナップにエギ本体をセットします。ブースターフロートは遊動式となっています。そしてキャスト前に準備をします。ラインをエギの背中に沿って張り、ブースターフロートをカンナ後部のピンにセットします。その状態でぶら下げると、エギのヘッド部が下になります。そしてキャスト。シンカーのあるヘッド部から飛んでいきますので、キャスト時の遠心力が多く働く上に、空気抵抗が少なくなり空中での姿勢のブレがなくなるので驚異的な飛距離が出ます。ブースターフロートは浮力があり、着水と同時にピンから外れる仕組みとなっています。エギ着底後、イカを誘う動作に入りますが、ブースターフロートの効果により、ラインは水面に向かって垂直に近い角度になります。そのため、エギの動き出しが良く、根がかりも少なくなるといったメリットもあります。シャクリは控えめでも海底では大きく動いていますので、少しの労力で誘いを続けることができます。
ダブルシルエット
プレート構造のシルエット特性により、ダート時の左右のアクションで誘う際の横方向からのシルエットは実際の3寸、アオリイカが抱く際の後ろ方向からは、薄いプレートがステルス効果となり、2.5寸相当のシルエットを演出可能となりました。
大型グローアイ
濁った透明度の低い海中や、闇夜などの光量が少ない時でも、より遠くから視認できる大型のグローアイを装着しています。フィッシュイーターは目玉を標的に獲物を襲うことが知られていますが、そのようなバイトマーカー的な効果を増幅することを期待できます。
カンナ特徴
カンナは大きすぎるとイカに違和感を与えてしまったりエギのバランスに悪影響を及ぼしたりします。逆に過度に小さいとイカの掛かりが悪くなり、掛かってからも刺さりこみが浅くなりますのでバラしが多くなります。設計上では結果が出ない、このバランス。初代スクイージーより、徹底的な改良を重ね、数度のバージョンアップを行い、現在の形状となっております。また、素材に適度に変形する性質を与えているため、根がかりした場合の無用なロストを防いでいます。アクションのレスポンスを向上させるため、ボディ後部の軽量化を狙って、カンナ軸にカーボン素材を使用しております。
ロケッティア・純正スペアフック
カンナ交換手順
準備するものは、ロケッティア本体、スペアフック(カンナ)、沸騰したお湯、先の細いプライヤー、爪楊枝、90分硬化タイプの2液性エポキシ接着剤です。まずは古いカンナの取り外し作業です。ロケッティア本体後部を熱湯で熱し接着剤を軟化させて、ボディからカンナを引張出します。ドライヤーなどで温める方法も代用できます。それから1分ほどで接着剤は軟化しますので、プライヤーを使って素早くボディから古いカンナを引き抜きます。針先に注意して下さい。お湯を使った場合は十分に乾燥させます。このあと、新しいカンナの軸に接着剤を”多めに”まんべんなく塗布します。そしてボディに装着します。そして、ピンの位置の調整を背中側のセンターに来るようにします。接着剤がハミ出てくると思いますが、ハミ出た接着剤で、ボディとカンナの段差を埋めていきます。これをすることによって、強度が格段にあがります。このあと硬化のため放置しますが、90分硬化タイプの接着剤でも、100%の強度が出るまでには1日掛かりますので、それまでは使用を控えて下さい。
写真入り解説ページ http://ameblo.jp/fish2win/entry-11754338052.html
クエイキーバグ
標準的なタックルセッティング
- ロッド:強い抵抗のため、一般的なクロダイロッドのなかでもハードなものをチョイスして下さい。根が激しい場所では、長めのレングスが有利。
- リール:ライントラブルが少なく、ドラグ性能の優れたリール。瞬間的に根を回避するためにハイギアのタイプが有利となります。
- ライン:PE0.6号~0.8号推奨。細い号数のほうが飛距離が伸びますが、根ズレに対するケアも必要になります。
- リーダー:根ズレの多いゲームなのでフロロ3~5号、太めのリーダーを推奨します。
- スナップ:必ず最初にセットされているスナップをお使い下さい。スナップの形状やサイズが変わると、全体の性能が低下します。
クエイキー・ブレード
より低速での起動、そしてレンジキープできることを目標に、ハードなテストを経て完成した“クエイキー・ブレード”。根の荒いボトムをトレースすることを使命とするために、引き抵抗は強め。しっかりとテンションを張ることが出来、アングラーからの操作、ロッドティップの上下やスピードコントロールによって自在にトレースコースをコントロールすることが出来ます。
サポーテッド・ダブルフック
非常に波動の強いアクションのため、躊躇するようなアタリが多いのも特徴。そういったバイトをも捉えるための答えは“ダブルフック”。さらに水中での理想的なフックポイントのポジショニングを実現するため、ラバートレーラーとリンクさせるスタイルとなっています。適度なフレキシビリティを持ちつつ、フックポイントは常に上向き。根がかりを回避しつつ、口の小さい魚のついばむようなバイトまで捉え、丸呑みする魚には上顎内側にガッチリ掛かります。フックは素早く交換可能です。
新機軸・ラバーシートトレーラー
スカートと一体化した極薄のラバーシート・トレーラーを採用。クローハンドが僅かな水流にも反応し、なまめかしい動きをします。従来のソルトラバージグやワームのジグヘッドリグではなし得なかった、“超スローリトリーブ”での誘いを実現しました。わずかな間合いのなかで、最後の一押し、サカナに口を使わせることができます。クロダイをメインターゲットに開発いたしましたが、根魚やシーバスにも有効。新たなる可能性が待っています。
キャンディカラーコート
ヘッドに魅惑のキャンディカラーコートを採用。ラバーシートのなまめかしさをよりいっそう際立たせます。
ガルフバグ
新機軸・ラバーシートトレーラー
スカートと一体化した極薄のラバーシート・トレーラーを採用。クローハンドが僅かな水流にも反応し、なまめかしい動きをします。従来のソルトラバージグやワームのジグヘッドリグではなし得なかった、“超スローリトリーブ”での誘いを実現しました。わずかな間合いのなかで、最後の一押し、サカナに口を使わせることができます。クロダイをメインターゲットに開発いたしましたが、根魚やシーバスにも有効。新たなる可能性が待っています。
直立フリーフック
フックはラインアイにダイレクトに連結され、ラバートレーラーにサポートされる新しいスタイルを導入。アタリが明確にわかり、フックポイントが常に上側にキープされます。フックが常に直立するので、フッキングがよく根がかりが少ない構造となっています。またフックはアシストラインによって連結されている上に、可動部分が大きいので、吸い込みの弱い魚にも大変有効です。
ステルスヘッド
ボトムで転がらない、三角形状のステルスヘッドを採用。直立姿勢をキープしながら障害物を“乗り越える”デザインなので、フック掛かりによる根がかりはほぼ皆無。フックポイントの鋭さをキープすると共に、無用なロストを防ぎます。
スピードチェンジ・システム
フックをプライヤーなどの工具を使わず、素早く交換することができます。
キャンディカラーコート
ヘッドに魅惑のキャンディカラーコートを採用。ラバーシートのなまめかしさをよりいっそう際立たせます。
クローハンドのトレーラー部の注意点、
一つ目は、クローハンドのトレーラー部、ワームなどの追加アイテムなしで、それ以上の効果を叩きだすパーツなのですが、極薄ラバーシートで構成しています。サカナに切られることはほとんどないのですが、ケースから取り出す時や、釣り上げたサカナの口から外すときに、うっかり切ってしまうことがあるかもしれません。
ラバー交換式にはなっていませんが、そんな時はあきらめずに補修する方法があります。ラバーはシリコン製なので、シリコンボンド、窓枠などに使うシリコンコーキング剤で補修することができます。当てラバー(スカートを一本切り取って使用するなど)をした上で仮止めテープで固定、だいたい1日で硬化して復活させることができます。
直立フックの注意点
二つ目は、ラバートレーラーにサポートされているフックです。釣りの最中、ボトムではラバートレーラーは水平、それに対し、フックは直立を保っているのですが、何らかのショックでフックが斜めになってしまうことがあります。フックはトレーラーに付属するチューブに通されていて半固定されているのですが、チューブに固定されている角度を調整することによって簡単に直立に戻すことができます。
フックが斜めになっているとフッキングが悪くなると同時に、フックポイントがボトムの障害物にコンタクトしてしまい、根がかりやフックポイントのダメージの原因になります。気づいた時にこまめに調整することをオススメします。
ガルフバグの簡単メンテナンス
ブリットTG
標準的なタックルセッティング
- ロッド:ジグウェイトに応じたロッドを選んでください。リトリーブやワンピッチジャークなどのソフトなアクションを得意としておりますので、スローテーパー気味のロッドがマッチします。
- リール:使用条件に応じたリールを選んでください。ハイギア、ローギアどちらでも魅力的なアクションを生み出すことができます。
- ライン:ソフトなアクションで誘うことができるので、一段細い番手のラインを使用することができます。
- リーダー:使用ラインやターゲットに応じたリーダーをチョイスしてください。
フックのセッティング例
タングステンコンポジット構造
少ない抵抗で渦流をブーストするサイドディンプル
ブリット
標準的なタックルセッティング
- ロッド:ジグウェイトに応じたロッドを選んでください。リトリーブやワンピッチジャークなどのソフトなアクションを得意としておりますので、スローテーパー気味のロッドがマッチします。
- リール:使用条件に応じたリールを選んでください。ハイギア、ローギアどちらでも魅力的なアクションを生み出すことができます。
- ライン:ソフトなアクションで誘うことができるので、一段細い番手のラインを使用することができます。
- リーダー:使用ラインやターゲットに応じたリーダーをチョイスしてください。
フックのセッティング例
リーリングやスロー気味のワンピッチアクションがマッチしますので、スイベルを使用すると、軌道がよりフレキシブルになり、すばらしいアクションが出せます。また、マダイ・タチウオ・サバや根魚を中心に狙うときは、リアにもフックをセットしたほうが、より釣果があがります。
少ない抵抗で渦流をブーストするサイドディンプル
プラグではアクションを起こすためにリップが付いていますが、リップが起こした渦流も魚を誘う要因となっています。渦流は魚を呼ぶ、この命題に対し、ボディ表面の凹凸で渦流を効率よく発生させるデザインを行いました。一見スムーズなサーフェイスながら、水流の流れを考えて、ボディ後半にディンプルをつくり、ここを起点として渦流を発生します。発売以来ロングセラーとなっていますが、魚を呼ぶジグとして皆様に愛された結果だと思います。
桜舞TG
標準的なタックルセッティング
- ロッド:標準的な仕様の鯛ラバロッドに対応しております。食い込み重視の方はソフトティップ、根がかりの多い場所で着底すぐに本体を浮かせることを重視する場合はハードティップが向いています。
- リール:ベイトリール標準ですが、ハイギアタイプでスローに回転させるほうがアタリが取りやすいです。使用するラインを150~200m以上巻ける物でしたらOKです。
- ライン:0.8号標準で 0.6~1.0号をご使用ください。
- リーダー:4号16lb標準で、お好みに応じてご準備ください。あまり細いリーダーを使用しても食いには影響はありません。細いリーダーを使用すると大きい魚を掛けてリフトするときに伸びてしまうことがあります。
- スナップ:できれば直結のほうがトラブルを少なくすることができます。
スピードフォール&ボディ軌道
通常の鯛ラバでは、フォーリングでアタリを取り釣り上げることはまれであり、できればフォーリング時間は少なくし、素早くボトムを取りたいものです。狙ったカケアガリや魚群にダイレクトに落とし込むことが重要です。桜舞TGはフォーリングの素早さを重視して試行錯誤の上デザインされました。素早いフォーリングのための独特のカタチ、それがティアドロップ形状なのです。通常の丸型のヘッドで10回ボトムを取るところを11回、12回と増やし、チャンスをより広げることができます。ボディはごく弱いS字軌道。余計なボディアクションがないので、急潮流に強く、またタイが追尾を開始してからフックアップまでの時間が短いのも特徴です。
クイックチェンジ(フック)
鯛ラバは常にフレッシュでポイントの鋭いフックを使うことが重要です。しかし、絶えずボトムコンタクトを繰り返しているので、フックのポイントはなまりがち。桜舞TGではクイックチェンジシステムにより、フックのみを素早く交換することができます。交換はクリアチューブをフックのほうへずらすだけで、フックがフリーになり素早く行うことができます。
クイックチェンジ(ネクタイ)
刻一刻と変わる海の状況に応じて、ネクタイのカラーも素早く交換したいもの。桜舞TGでは、フック同様にネクタイもクイックチェンジシステムにより素早く交換することができます。交換はフックの場合とは逆で、クリアチューブを本体側へずらすことにより、ネクタイとスカートがフリーになります。また、特殊な部品なしでどのようなタイプのネクタイやスカートを取り付けることもできるので、オリジナルのセッティングの実現も可能になります。
ネクタイの動き・カーリー
低活性時や、潮の動きの緩いときに活躍するカーリーテール。しかし、湾曲の強いものはフックに絡まりやすく、扱いづらいもの。そのためトラブルの少ない“ゆる”カーリーを基本として、太さやカーブを研究し最適な形状をデザインしました。スローリトリーブでもよく動き、タイを誘うことができます。
UV発光カラー
スペシャルパーツの一部のカラーに紫外線を受けて発光する、UV発光カラーを採用しております。太陽の出ている時間、日光中の紫外線を受けて発光しますので、透過性の高い澄んだ海域のディープで活躍します。